MieMu(三重県立博物館) 点検 2014年11月15日

近鉄桑名駅から津まで5人でMieMuまで。
津駅西口から低床バスにて上り坂を4分くらいで到着。
バスの運転手さんが若い女性だった。あらかじめ予約をして有ったからか、車いすの固定に男性職員が固定の仕方を指導して行ってくれた。
博物館の玄関に着くと香水のような香りがする。気のせいかと思ったが、館内へ誘導するスロープの周りに植えてある観賞用?の植物をよく見ると、白い小さな花が咲いている。香りはその花が放っていた。帰りに花の名前を聞こうと決めていたのに忘れてしまった。
花の名前は?である。電話で尋ねたら休館日だった。玄関にあった説明(トキワマンサク ハマボウ シデコブシ ハマナツメ マメナシ『イヌナシ』)には当てはまるものがない、ような気がする。

◆調べました。植物の名前は「ナワシログミ」(苗代ぐみ)でした。
  「ナワシログミ(苗代茱萸)」は10〜11月に咲くグミ科の花。花の特徴は「白い地味な花を下向きにつける。4枚の花びらのように見えるのは萼弁である。雄しべが4本ある。」であり、陵帯や山地帯の下部に生息する樹木。
別名タワラグミ、トキワグミ。 盆栽としてはカングミの名で呼ばれることが多い。

ナワシログミの名は、農事で苗代をつくるころに熟して食べられるのでついた名前だとされる


さて、点検は…。
・新しいバリアフリーを見つけることはできなかった。
・トイレが狭かった。1階と2階は同じで3階の便座の向きが正面に向っていない分、それほど狭いとは感じなかったが、使う人の立場に立ったった設計とは思えなかった。
・視覚障害者用の配慮は何もなかった。(来場者を想定していない)
・エレベーターのドアボタンが箱の横ではなくて、大きなボタンがあるのだけれど経験則から分かりにくかった。
 2基ある箱の間にガラス張りの大きな窓?があって、その窓の真ん中にボタンがある。
・手洗いの水が温水だった。(いくつかの施設を見てきたがこれは初めての経験)
・さいわい天気予報の気温に覚悟していたが思ったほどには寒くなかった。来場者は少ないようだった。

◆報告  伊藤純一

2015.11.15 三重県総合博物館の調査

津駅から約30分に1本 ノンステップバスがある。(車いす2台固定できる)

入口までのエレベーターは館内のエレベーターより狭い。館内のエレベーターは車いす2台乗れる。

障害者と介助者は入場料が無料。(障害者手帳を見せる必要がある)

車いす4台 電動車いす2台ぐらい置いてあり、借りることができる。

1階の障害者トイレの便器は小判型だったがそれほど座りにくくなかった。手の乾燥機は届くが、2階の乾燥機は届かない。1階にも2階にも大人も使えるベッドがある。乳幼児のおむつ交換のスペースは別にあるようだ。

一般トイレにも車いす使用者も使えるトイレがある。普通の便器の形である。

車いすでも展示も見やすい高さだと思う。

パソコンも操作しやすい高さと思う。自分でいすをどけやすい。

車内はすいていた エレベターのボタンを探す
トイレの開閉ボタン 便座が入った正面にすえてあるので後ろのスペースが少なく狭い
便座の向きがトイレ内に対して横向きだからあまり狭く感じない 像の骨格が展示されている
往きも帰りも同じ女性運転手だった。帰り乗ることを想定してスペースが作ってあった。「…ありがとう…」
幾種類かの木の実
木の実でつくったかわいい作品も展示されていた。
圧倒されんばかりの大きさの「像」

  
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